国内業務PCにおけるWindowsのシェアは非常に高いが、Windowsに関わらずMicrosoft Officeを使用するケースは多い。特にExcelにおいては98.5%の企業がExcelを導入している。(キーマンズネット調査)
そんなExcelについて、作業効率化に向けて特に使えるショートカットをまとめておく。
※コピーやペーストといったWindowsの基本操作のショートカットは割愛する。
目次
Excel 厳選ショートカット集
種別 | 内容 | ショートカットキー |
---|---|---|
ブック操作 | 新規bookを立ち上げる | Ctrl+N |
次のbookへ移動する | Ctrl+Tab | |
シート操作 | 新規シートを追加 | Alt→I→W |
シート名を編集 | Alt→H→O→R | |
シートを削除 | Alt→E→L | |
左(右)のシートに移動 | Ctrl+PgUp(PgDn) | |
移動操作 | データが入力されている場合データが終わるまで、 されていない場合次のデータまで移動する。 | Ctrl +矢印 |
下(上)のセルへ移動(Shiftキー追加で逆に移動) | Enter(Shift+Enter) | |
右(左)のセルへ移動(Shiftキー追加で逆に移動) | Tab(Shift+Tab) | |
現在表示されている範囲より上側(下側)を表示する | PgUp(PgDn) | |
指定セルへジャンプ | F5 | |
選択操作 | 選択範囲を拡張(移動操作のショートカットキーと組み合わせ) | Shift+<移動操作> |
列全体を選択 | Ctrl+Space | |
行全体を選択(入力が半角の時のみ) | Shift+Space | |
コピー/貼り付け | 上(左)のセル内容をコピーする (下(Down)・右(Right)にコピー) | Ctrl+D(R) |
Alt→E→S→[形式]→Enter | コピーした値を形式選択して貼り付け (値貼り付け[形式]=[V]を入力) ※補足1参照 | |
入力関連 | セルを編集状態にする | F2 |
本日日付を入力 | Ctrl+; | |
現在時刻を入力 | Ctrl+: | |
選択範囲にアクティブセルの内容をコピーする ※補足2参照 | Ctrl+Enter | |
書式関連 | 太字にする | Ctrl+B |
下線を引く | Ctrl+U | |
斜体にする | Ctrl+I | |
セル操作 | 行挿入する | Alt→I→R |
行削除する | Ctrl+[-]→R→Enter | |
列挿入する | Alt→I→C | |
列削除する | Ctrl+[-]→C→Enter | |
その他 | フィルターをつける/外す | Ctrl+Shift+L |
直前の動作を繰り返す | F4 | |
ピボットテーブルを作成 | Alt+N+V | |
計算方法を手動(自動)に変更 | Alt→M→X→M(A) | |
アクティブシートの再計算 ※補足3参照 | Shift+F9 | |
アクティブブックの再計算 ※補足3参照 | Ctrl+Alt+Shift+F9 | |
開いている全てのブックの再計算 | Ctrl+Alt+F9 |
補足1
形式は以下のアルファベットを参照。(値貼り付けの場合はVを入力)
補足2
同じ値を設定したい範囲を選択。
いずれかのセルを編集状態(F2)にし、値を設定。
上記の状態で、「Ctrl+Enter」を入力すると、選択範囲全てに設定される。
補足3
フィルタやセル編集といった処理を行う毎に関数の自動計算が走るが、データ量が多い・複雑な関数を多用している場合は非常に待ち時間が長くなるため、計算方法を手動に変更し、必要なタイミングで再計算を実行する方が効率が良い。ブック全体の計算の方が時間がかかるため、シート内のみの再計算で問題ないケースではシートの再計算を利用すると良い。